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2011年06月03日

東海菜館

みなさんこんにちは。会長の齋藤です。

 浜松餃子を語る上で、実は大変に重要なお店が在るんです。それが、東海菜館さん。浜松餃子の定義は、「浜松市内で作られるこだわりの餃子」ですが、何故そうなのか?それは、全国でも珍しく戦前から焼き餃子が食べられていて、作り手と食べ手の切磋琢磨により現在の浜松餃子が在るところから、浜松市内で作られている事が大変重要だからです。では、その戦前から焼き餃子を提供し続けていたお店は何処なのか?から始まり、その流れを今に汲むお店が、この東海菜館さんなんです♪

 それだけ重要なお店であるにも関わらず、今まで故あって中々直接お話を伺う事が出来なかったのですが、今回、きっちりとしっかりと伺って参りました!!

 戦前、中国の家庭料理を提供していたお店が在り、そこで、なんと既に焼き餃子が提供されておりました。餡も今に繋がる材料・調味料で、勿論ニンニクも練り込まれていました(元々中国では、ニンニクは薬味として使われていたので、餡に練り込まれるというのは完全にオリジナルです)。つけダレも、醤油・酢をベースに、手作りのラー油を垂らして、と、今に繋がるものでした。そのお店が駅周辺に移って来た時、元々肉まん等が売れ筋の筈が売れるのは餃子ばかり。作っても作っても売れてしまう。信じられない量の餃子が毎日作られていたそうです。そしてそのお店を一緒にやっていた方のお子さんが、そのレシピを忠実に守り、材料と皮のみグレードアップさせて作り続けているのが、今の東海菜館さんの餃子なのです。

 何故浜松の人達はそんな頃から餃子を求めたのか?理由は判らないそうですが、とにかくもの凄く出たそうです。なるほど、浜松人はその頃から餃子が好きだったんですね。そして、その餃子DNAは、今でも組み込まれていると言うわけですね♪

 残念ながら、諸々の理由により浜松餃子マップには掲載出来ないということですが、浜松市の為に出来る協力は惜しまないと言って頂けました。本当に有り難い事です。浜松餃子学会のプロモーションに、またひとつ力強い味方が増えました!!

 あ、忘れちゃいけない、焼き餃子♪

東海菜館

皮は勿論今でも手作り。ラーメンの麺も。工房を見せてもらいましたが、感動ものでした♪ そんなこんなで、普段私が食べている餃子と比べると皮はちょっと厚めでしたが、モチモチとしていつまでも食べていたい皮でした。是非体験されてみては如何でしょう?源流の味と言える逸品です♪


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Posted by 浜松餃子学会 at 17:33│Comments(1)餃子屋さん
この記事へのコメント
東海菜館のお店の状況を調べてます。

板屋町と鍛治町にあったあのお店の事ですか?
オーナーが徐さんだと思いますけど
もしよかったら教えてください。
Posted by  子熊世界 at 2017年05月27日 18:20
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    コメント(1)